2014年1月24日金曜日

マドレ地方講座開催への道12 さあ、講座当日!


 準備を重ねた講座の、当日になりました。
遅くても講座開始の30分前には会場入りし、準備にかかります。

 まずボールを膨らませて、ボードにレジュメを挟んだり、
配布物を並べたり。早目にいらした方がいれば、手伝って
いただいたりします。

 スタジオの入り口が施設を入ってすぐに分かりにくければ
途中の道に表示を出させてもらったり、スタッフが外で
待っておくのもスムーズな入場の助けになります。

 受付では、事前に申込者を頭に入れておき、赤ちゃん
連れの方は何人か、遠方から来られる方はどなたか、など
把握しておきます。(スタッフが複数いる時は、一覧にして
共有します。もちろんインストラクターさんにも!)

 会場に到着された方には、名簿と照らし合わせお名前を
確認し、(名札をお渡しする)着替えや荷物の置き場所を
案内します。「講座中、手元には赤ちゃんのグッズ、
タオル、お茶くらいで大丈夫ですよ」「授乳、オムツ替えは
このマットの上でどうぞ」というお話、インストラクターさんも
されますが、必要に応じスタッフからも^^

 マドレボニータの講座では、参加者に対して「○○ちゃんの
ママ」「お母さんたち」という呼びかけはしません。

赤ちゃん連れで行動していると、なぜか子どもの年齢に
あわせて一緒に子ども扱いされてしまう経験はありませんか?
赤ちゃん連れか、単身での参加か、関係なく○○さんと
呼び、呼び方だけでなくお1人お1人を大人の女性として
リスペクトする態度が徹底されている、ここも私にとって
マドレボニータが素敵だな、と感じる部分です。

 開始まで時間があれば、これまでのメールでのやり取り
を思い出しながら参加者のみなさんとお話しつつ過ごし
ます。みなさん定刻に揃ってくださるかな?とドキドキし
つつ・・・・

2014年1月23日木曜日

マドレ地方講座への道11 開催準備~物品編

どんなものが必要か?


 受付をしながら、開催に必要なものを揃えていきます。
ボールなどは、インストラクターさんがお持ちです。
ですがもし、開催地側で準備できるものがあったら、
持参される荷物を少なくする意味でも、用意されると
いいと思います(買うことはないです!)

 【講座で必ず使うもの】 
・バランスボール(ギムニク55㎝)人数分+1
・クリップボード(ワークで利用)人数分
・カラーペン
・赤ちゃん用キルトマット(中央に敷く)
・レジュメ
・申込者の一覧表

 【会場で借りられると助かる】
・ヨガマット(ワークの時お尻に敷く)
・長机(受付用)
・CDがかけられる設備

 【必ず、ではないけれど】
・マドレボニータ関連書籍
・チラシ(マドレボニータ紹介・会員募集など
 インフォメーション)

 【あったら役立つ】
・スタジオ周辺の地図
 遠くから車で来られている方や、迷われた方への対応
をするのに、役立つかもしれません。
・入口を示す掲示物
 下見して、もし入口などに貼ることができそうなら
ウェルカムボード代わりに講座名を書いた紙を作って
おくといいと思います。

 インストラクターさんによって、いるものいらないもの
多少違いがあるかもしれませんので、事前に打ち合わせを!



2014年1月22日水曜日

1月のスカイプミーティングより

1月も半ばですね、みなさまお元気でお過ごしですか。

KAMPのゆるりなごみ推進員かもたにです。今年もよろしく
お願いします。

今日は今年初のKAMPスカイプミーティングの報告を
させて頂きます私たちは奈良・兵庫と離れて活動しているので
月に2回くらい自宅からミーティングに参加をして今後のことを
話し合います。本当はグーグルハングアウトだと4人でも顔が
見られるのですが、私がウェブカメラを壊してしまったため、
最近はスカイプです。

~流れはこんな感じ、事前にこれを決めておいて臨みます~

・年頭の想いのシェア(しおちゃんが書いてくれた別記事でご報告済⇒)
・ブログの在り方と更新をどうするか
KAMP今年の目標設定
・サミット観る会の日程と場所・・124日に東京で行われるNECワーキ
ングマザーサロンの集大成イベント「ワーキングマザーサミット」を関西でも
共有しよう!というイベントの詳細を決める

【まずは今年やりたいことをあげていこう】
☆東京でやっているカップル講座もいいね
インストラクターを呼ぶ出張講座!
4回講座を関西でしたい!
読書会をする!KAMPの内容、自分達が興味のあることに関するテーマ
☆地域のお祭りなどに出店する
男女共同参画センターの市民講座に申し込む(加古川6月、神戸10月)奈良県?
地元の講座は自分達でやっていこう

【活動を通して今年やりたい事!1年目の私たちが大切にしたい事って何かな~】
KAMPを広める?マドレを広める?
小さくてもいいから場を創りつづける
 
⇒年6回くらいの場づくりと発信、を今年のテーマに。

【ブログについて】
ブロガーはみやすいし、すっきりしている、いいね
どこまで自分の考えを書いたらいいのか迷う!失敗から学ぶ感じが
面白いかな?運営のこと、お金のことも書くか迷うけど、活動の継続には
大事だよね。子供同伴条件の210日の質問との対応。本当に知りたい事
ってそういうことだと思う。そういうことを書きたい。
FBに「更新しました」、とのせよう、たくさんの方の目に触れるには?
☆今までの活動のレポート、書きたいテーマは10くらいはすでにある
☆今までは「私のやり方」などを発信することには迷いがあったが、
それを共有して、次のところに私は行きたいと思う。(ステップアップだね~)

【サミットを共有する会】
☆場所どうする!?アクセスがよくて、わかりやすくて、ワーキング
マザーサロンの趣旨を大切にしてくれるところがいい。友人、応援して
くれる方、この前の講座でお勤め先の幼稚園を勧めてくれた方、街の
カフェ・地域づくりをできる場がいい?・・いろいろな案。
☆条件と環境確認
☆サミットの場面を厳選して、こちらで講座設計をして、来てくれる方が
楽しめるよう。話せるような場をつくりたい
☆料金・子どもの同伴どうするか⇒大人も子どもも大切にする場は。
☆時間はどうしたら来やすいか⇒遠い方もいらっしゃるしスタッフも
奈良からだし、ランチスタート午後の講座がいい

【今後やること・TO DO
・しおちゃんに今年の一文字、やりたいことを送る⇒ブログへ
1月のブログ更新
・問い合わせ(候補3か所に対して確認)

けっこーやることあります。私は今、週4日くらい働き、子も2
いるし、しかも珍しく自分自身が体調を崩してしまったりしまして・・
四の五の言わずにやれってことですが、仕事・生活・自分の大切に
したい活動って、全部やりたいけどなかなか日々は大変ですよね。
だけどあきらめずに細々になるかもしれないけど、自分・自分たちの
やりたいことを追求したいなと思います。

(担当:鴨谷香)

2014年1月21日火曜日

マドレ地方講座への道10 おかねのはなし


 「ぜひ地元で講座を開催したい!」という願いの前に
立ちはだかる、おカネの壁。どうやったら成り立たせる
ことが出来るのでしょう。 こちらにも同じようなこと
を書きました。

 講座の受講料だけでは、(地域にもよりますが)講師料
と交通費を全部賄うのは難しいかもしれません。工夫の
しどころです。また一体、受講料はいくらくらいが妥当
なのか、ここも毎回考えるところです。同じ内容の講座でも、
やはり開催する地域によって調節が必要だという感じを
持っています。

参加費の設定に悩んだこと


 以前、地元加古川で初めて講座を開催することになった時、
受講料設定に大変悩みました。インストラクターの方が
地元で単発講座を開催される時の受講料を見ました。
なるほど、このくらいが普通の額。なるべくそれと同じくらい
の設定をしたい。(だって講座開催を手伝いたいほど、自分は
価値を感じるのだから!)だけど、地域の状況を考えると、
この設定にして産後の女性が来て下さるだろうか。市が開催
している講座、助成金を利用している講座など、赤ちゃん連れ
親子を対象にした講座では無料のものも多い・・・違いは
分かってもらえるだろうか。

 悩んだ挙句、自分が地元で開催する目的を再度確認しました。
「産後すぐの地元女性に、是非マドレの講座を受けてもらいたい」
そして、インストラクターさんにお願いして、初回なので、と
控え目な設定にさせていただいたのでした。なるべくハードルは
下げて、まずは申し込んでもらいたい。

 ちなみに、その次加古川で開催した時は最初の開催に
比べ500円アップで設定しました。初回の参加者の方が、口コミ
に協力してくれたり、告知することにも慣れて、ちゃんとお申込み
頂くことが出来ました。なので、妥当な金額というのは本当
に難しいものです。


受講料の事前振込みについて


 直近2回の講座では、他地域での開催を参考にさせていただき
受講料を事前にお振込みいただくようになっています。それまで
は当日現金をお預かりしていたので、遅刻された方から預かる
タイミングが難しかったり、バタバタしがちでした。事前に振込
いただくと、この部分が解消します。

 申し込んでくださった方にはご面倒をおかけしますが、振り込み
いただくと、キャンセルが減るということもあります。何とか行こう、
と気合を入れていただける、ということなのでしょうか。

 しかし、お子さんの急病などキャンセルの事態になることはあり
ます。ここが単発講座の悲しいところで、常設のクラスではないため
他講座への振り替え、ということが出来ません。また、ボランティア
での運営をしているため、キャンセル分をお返ししていると他の
経費が出せなくなり、講座開催が成り立たなくなってしまうという
辛さもあります。全て考慮した上、一旦お預かりした受講料はお返し
しない、という方法を選んでいます。


2014年1月20日月曜日

マドレ地方講座開催への道9 メールのやりとり



前回書いたように、直近2回の講座の申し込みは告知ページの
申込フォームを使って受け付けをしました。(前回の内容は
こちらです。)流れはこういう感じです。

①申込の入力が行われると、告知ページ(こくちーず)より、
申込到着を知らせるメールが届く
(氏名、連絡先などフォームに入力された内容が載っている)

②準備しておいた、「受付メール」を送信。
御礼のメッセージの他、持ち物や赤ちゃん連れの方が安心して
いらしていただけるような工夫についても案内。受講料の振り込み
についても案内。※受信したらその旨返信してください、とお願い
する。

③②の受付メールの受信確認。(メールが返信されているかチェック)

④入金を確認したら「お礼メール」

⑤開催数日前、再度場所や持ち物を確認、当日連絡先を知らせる
ため「直前のご案内」

 KAMPでは、このように申込下さった方に対して最少で3通の
メールをお届けしています。赤ちゃんとの生活でバタバタする産後
でも、比較的メールならこまめにチェックいただけるものですが、
それでもこちらからのご案内を読んでおられないこともあるので、
受信確認をさせていただいています。(メールが迷惑フォルダに
入ってしまっていて読めていない、というケースもあるので、やはり
確認が必要です。)また、受講料の振り込みについても、あまり
直前になってしまう前に再度ご連絡することもあります。

 たびたび感じるのは、講座の前からもうそれぞれの方とのお付き合い
が始まっている、ということ。より一層当日を楽しみにしてもらえる
ように、なるべくそれぞれの方のご事情に合わせた(赤ちゃん連れ、
お子さん預けて、遠方から、お友達のご紹介で・・・などなど)
メッセージが付けられるように考えています。

 申込のための期間が短ければ、あわただしく複数のメールを
いただいて返信を繰り返すことになります。開催スタッフ
複数でメール受付作業を手分けする工夫も必要かもしれません。

2014年1月17日金曜日

マドレ地方講座開催への道8 受付の方法



 申し込みの受付は、いつもメールを使って
います。2012年に参画させていただいていた、
NECワーキングマザーサロンでの経験がそのまま
役立っています。

告知の前に


 まず必要なのはメールアドレス。新しく作ると、
仲間と共有できて受付を複数の人ですることができ
ます。

 その次に告知ページ申込フォームを作ります。
告知ページに必要項目を載せて、メールで送って
下さい、方式でも出来ますが、記入漏れがあったり
して、二度手間が発生しやすいです。

 色々なサービスがある中、2013年に開催した神戸・
大阪の講座では、「こくちーず」というサイトを利用
していました。

こちらは、告知サイトと、受付システムがセットに
なった、便利なサービスです。無料なのが信じられ
ません。

 こくちーずを使うと、申込フォームが作成でき、
申込があると登録しているメールアドレスに内容が
届くので、それを見てお返事をします。

 申込フォームの項目ですが、
お名前、お住まいの他、緊急連絡先(自宅ではなく
携帯電話)とお子さんの同伴の有無と同伴の場合は
お子さんのお誕生日 が大事です。台風など天候の
具合によっては当日の連絡が必要になります。
お子さんのお誕生日で、生後210日以内であることを
確認します。

申込受付が始まると


徐々に?どばーっと?申し込みが入り始めます。
 申込メールを受け取り、受け付けた後に、申し込み
のお礼メッセージの他、講座の概要(日程・場所・
アクセス・持ち物など)を返信します。ひな形は、
受付開始前に作っておくといいと思います。

 インストラクターさんに、普段お使いの受付
メールをいただいて、単発講座用に加工させてもらう
のが、スムーズです。赤ちゃん連れの参加者の方に
向けた受付メールはほんとうに詳しく、びっくりする
ほどです。でも赤ちゃんを連れての初めてのお出かけ
かもしれません、不安なく会場まで来ていただけるよう
配慮が大事です!

 会場へのアクセスは、受け付け始める前に現地を確認
しておくのがいいと思います。既定の地図だけでなく、
実際確認した上での案内は、一味違うはずです。

 また、受付メールがきちんと届いているかどうか、
「このメールをご覧になったら、受信の確認のために
一言でかまいませんのでご返信ください」などの文言を
入れて確認をお願いしています。メールが迷惑メール
フォルダに入り込んでいることもたまにあります。
(返信が来ない場合、お電話で連絡するなどして確認
します。放っておくのはお勧めできません。わざわざ
電話したらちょっと面倒がられる?と不安になりますが、
一度お話しておくと当日お目にかかった時親しくお声が
かけられます!)

2014年1月16日木曜日

マドレ地方講座開催への道7 告知活動

 場所の予約やプログラムの決定の後、参加者の募集を
始めます。あんまり先の日付のものでも、当日結局
キャンセルが入ったりするので、1か月前くらいの開始が
程よいと思います。

 チラシを作る?


 まず思いつくのがA4チラシの作成。公共施設などに
行っても、カラー用紙に印刷されたチラシがずらっと並んで
います。残念ですが、チラシの効果はそんなに高くありません。
お会いした人に、講座の内容を伝えるにはとっても便利なの
ですが、申込につながる率はかなり低いです。
(裏が白いと、勉強する高校生のメモ用紙になってしまうと
注意されたこともアリ・・・悲)

 作る場合は、
・必要事項がしっかり伝わる
・講座の様子が分かって、魅力的に映る
ことが大事だと思うのですが、クラスの内容(ボールエクササイズ
・コミュニケーションワーク・セルフケア)や
同伴の赤ちゃんのことなど、どうしても文字がモリモリになって
しまうのが悩みどころです。他地域でどんなチラシを作って
おられるか、手にはいれば見てみるのも勉強になると感じ
ました。

 以前受けたチラシ作りの講座で教えていただいたことなの
ですが、チラシは「関心がありそうな層にしっかり響く」よう
に作るのがいいそうです。全く関心を持たれない方まで振り向か
せるのは講座チラシの役割ではない、と心がけて、講座に来て
もらいたい方々に向けて作ります。

 チラシを作ったら手に持って、赤ちゃん連れの方が
出かけそうなところ中心に置いていただけるように回ります。


 チラシ以外には?


 地域差があると思いますが、チラシでははく、インターネット
経由の告知で全部埋まってしまう、ということもあると思います。
ツイッターや、FB、ちょっと前まではMixiのコミュニティへの
投稿も。前回の大阪講座では、民間のお出かけ情報サイトへ掲載
依頼して載せていただいたのですが、反響は残念ながらなし。
でも探してみると、いろんなサイトがあるという勉強になりました。
地域に、無料で配布されている新聞や、冊子はありませんか?
講座情報のコーナーに載せてもらうことが出来るかもしれません。
市民団体活動を支援しているセンター、中間支援団体が、情報
を拡げる手助けをしてくれるケースも。


 やっぱり口コミは大事!


 マドレボニータについての認知度がそう高くない地域では、
やはり「誰が講座の情報を伝えるか?」がとても大きな要素
でした。現状は半数以上の方がご友人やご親戚など親しい方
のお勧めで受講くださっています。マドレOG(全国のクラス
を卒業された方々)は、とってもアツくお勧めくださるようで、
毎回助けていただいています。(ありがとうございます!!)

 

2014年1月15日水曜日

マドレ地方講座への道6 お子さんの同伴


210日ルール


 マドレボニータのクラスは、「生後210日までの赤ちゃんと一緒に
参加できる」講座です。開催までにはこの点について、質問や
問い合わせを受けることが、多くなります。

 一般的に、在宅で子育てをしている母親向けのクラスでは
「子連れOK」というものが多いと思います。私もかつて
「親子ヨガ」というクラスに通った経験があるのですが、
子ども(1歳くらいでした)を連れて集まり、少しだけ子どもを
抱き上げたりして運動した後、子どもたちは同じ部屋のなかで
おもちゃで自由に遊ばせたまま、大人のみヨガをしていました。

時にはおもちゃの取り合いで泣く子が出たり、椅子の上に
上る子がいたりするわけですが、ヨガを中断して仲裁する親あり、
謝ってばかりで全然ヨガができない人あり、ヨガに集中して
放置になるケースも見かけました。うーーむ。 

 生後6か月以降になると、赤ちゃんは徐々に自由に動くように
なってきます。心も同様に発達し、自分に関心を向けてもらいたい、
思ったように動き遊びたいという気持ちで大人に呼びかけてくる
事が増えます。お母さんがヨガをやっている間、都合よくおもちゃで
遊び続けていられるほうがかえって不思議なくらいです。

 マドレボニータのクラスが、同伴できるお子さんを生後210日まで
と区切っているのなぜか、私なりの解釈ですが

 ボールエクササイズの時の安全上の理由がまず1つ。
加えて、自由に場所を動けるようになった子どもを同伴すれば、
こういうことが・・・
★せっかく参加した産後女性が、子どもの呼びかけに応える
ために満足にクラスに参加出来ない
★子どもの呼びかけは聞こえかったことにしてクラスに参加する

とっても残念です。

 うちの子はおとなしいから、とエンドレスにお菓子を口に入れら
れている姿はとても悲しいです。また、子どもたちの要求は正当
なのに、「せっかく来たんだから静かにしなさい!」と怒りを
向けてしまう。口に出さなくても、そんな気持ちになったり、
そんな気持ちの自分が辛くなったり。覚えがあります。

 「大人(参加される産後女性)にも子ども(お子さん)にも、双方
にいい時間を過ごしてほしい」という願いのもと、「生後210日を
越えるお子さんは信頼できる方に預けてご参加ください」という文言
が作られています。これを機会に、お子さんを預ける先を初めて探す
というケースもありますので、一時保育施設を事前に調べておいて、
お問い合わせの時にご紹介することもありました。その時には
インターネットなどの情報だけでなく、出来たら利用経験者の話を
確認したいものです。

 (事前に自分で問合せして開催日に受け入れ可能か確認した方が
いいですね。紹介しておきながら、日曜日休み!とか受け入れ枠が
埋まっている!などでガッカリさせることを防げます。)

 お問い合わせには、これらのことを総合してお返事させていただき
ますが、残念ながら「じゃあ申し込むのはやめます」となることも
あり・・・お子さんの様子やご家庭のご事情もそれぞれでしょうし、
やむを得ないと思いつつ、伝え方がもっと工夫できないか考えます。

 一時保育付講座/預かりあいでの講座


 「一時保育はないんですか?」というご質問も、よく受けます。
公の講座では無料で付いているケースも多いですが、当然ながら
私的に一時保育を設定すればお願いする保育者へのお支払いが
発生します。(依頼する場合、地域の子育て支援施設の方など
にご紹介いただけるケースもあります。当地でも、一時保育を
専門にされている有償ボランティアのグループがあります)
自分たちで一時保育を付けるとすると、どのくらいの人数の方
がご利用になるか、場所が確保できるか、など調整すべき問題
が増えることにもなります。

 参加者を参加するグループ、子どもを見守るグループの2グループ
に分けて、交代でクラス受講するというやり方もあります。時間的に
クラスは短くする必要がありますし、初対面の方ばかりのグループ
では成立させるのは難しいと思います。
(一度、大変だった経験があります。慣れた人同士のサークル
などでは可能だと思いました。)

2014年1月14日火曜日

マドレ地方講座開催への道5 講座のデザイン

講座のデザイン


 場所が決まったら(前回)、どんな講座にするか考えます。

 マドレボニータの産後プログラムを短時間で体感できる
ものとしてふさわしいのが 

ボールエクササイズ/コミュニケーションワーク/セルフケア

の3本立ての単発講座です。

 複数のインストラクターさんがなさっているものを勉強
すると、90分120分の2パターンの構成が可能なようです。
これも普段クラスが無い地域ゆえ、私は1分でも多いクラスが
ありがたく、いつも120分でお願いしています。

 (受講料の設定とも関連してきます。気軽に90分クラスを
  受けていただく、というのもそれはそれでいい選択だと
  思います)

 産後プログラムの単発講座は、妊娠中で医師から運動を
制限されていない方、産後2か月以降の方、産後長く経っている
方や、出産のご経験のない方など広く受講いただけます。
また、3つの要素を全て経験することが出来るので、常設の
クラスがない地域でのマドレボニータのご紹介として最適だと
思います。

 そのほか、関西では2013年8月に神戸で「ボールエクササイズ
&ウォーキング講座」を開催しました。他の地域では、
「踊れるからだづくり講座」「カップルクラス」など多様な
単発講座が開催されています。いつかは関西でも・・・と夢が
ふくらみます。

受講料の設定

 来てくださるインストラクターさんの、普段の単発講座
の受講料や、他地域の様子なども知って、さらに開催する
地域の事情を勘案して決めます。

 人口の少ない地域になればなるほど、1つの講座にお支払い
くださる額は少なくなるような。「地元の産後女性のために
クラスを開きたい」という目的があったので、初回はお願い
して特別に抑えた設定にし、2回目様子を見て戻した、という
ようなこともありました。

 クラスの後の参加者からは「すごくよかった!このお値段全然
高くない!」と感想をいただいたりしますが、申込の時には
内容がはっきりわからないので、受講料が参加のハードルに
なる可能性もあり、価値をお伝えするのは毎回気をもむところです。

2014年1月13日月曜日

2014年もどうぞよろしくお願いいたします! 

みなさまこんにちは。KAMPです。

2014年も、関西にマドレを!と活動してまいります。

先日メンバーのミーティングで、「今年の一文字」
について語り合いました。遅ればせながら新春の
ご挨拶と共にご紹介いたします。


卜部 眞規子
皆さま、今年もよろしくお願いいたします。
私の今年の一文字は『声』です。
・自らの心の声を聴く 
・積極的に声をかける 
・声の聴ける距離に会いに行く
・新しい地で新しい事を興す=声を上げる …などの意味をはらんでいます。

実は先日、18年同居していた祖母が亡くなりました。
命というものがいかに生と表裏一体かということを、今じんわりと
感じています。産前産後も、まさに命と向き合う日々。
KAMPとして、少しでもそんなひとりひとりに寄り添えるよう、
声をかけていきたいと心新たにしています。

鴨谷 香
私は2014年の漢字として「本」を選びました。
フリーのキャリアアドバイザーになって5年。とうとう念願の
女子大生向けキャリア開発支援に、自らが主体となって取り組める
機会を頂くことができました。
本質を見極め、本物でありたい。本気で取り組んでいきます。

また、去年はチャンスを頂いたにも関わらず、本が読めなかった
ことが残念でした。今年こそ専門書をちゃんと読みます。
「おとなの学びと変容」「Helping」は決定。

色々なことをとりあえず、から、本当にやりたいことを丁寧にする1年にします。

石田 千陽
今年の一文字は、「蓄」を選びました。

健康、
仲間の力、
家族の協力、
仕事の専門性、
ハッピーな事
貯金。
それぞれのパワーを蓄えていきたいです!

今年も、どうぞよろしくおねがいします。

塩谷 丘美子
元日の夜、選んだ私の今年の一文字は「創」です。
去年スタートしたKAMP、「すごいね」と褒めていただく
ことがありましたが、今年は枠だけでなく中身をつくる
年だと思っています。

また、個人としても自分の納得する道を、つくって
いこうと意気込んでいます。場をつくる、人と人との
繋がりをつくる、を仕事のレベルにしたい!!


マドレ地方講座開催への道4 日程と場所

日程を決めよう


 まずいつやるか?日程を選びます。

土日でも平日でも、開催者の都合と場所の空きで決めていく
ことになりますが、赤ちゃん連れの方が参加されることを
考慮すると、午前中の開催の方がいいようです。

赤ちゃんはお昼すぎは眠たい時間、午前中の方が比較的ご機嫌で
一緒に参加してくれる、と以前永田インストラクターから伺い
ました。

 お子さんを預けてご参加いただく場合も、ご機嫌いい時間帯の
方がいいですよね。こういうポイントも、参加者の視点から重要です。
(自分の子が大きくなってくると、忘れがちです・・・)

場所をさがす

  
 続いて場所ですが、私が重視しているのは明るさ/広さ/
鏡の有無 です。

 せっかくの貴重な機会!しっかり動きたいと思うので、広い
に越したことはありません。例えば加古川で借りた部屋は70平米
くらい。こちらでは10人定員にしました。(かなりギリギリ)
神戸や大阪では100平米くらいのスタジオが借りられたこともあり、
定員を15人の設定にしていました。

 真ん中に赤ちゃんのマットが入るので、十分手足を伸ばしエクサ
サイズするには結構広さが必要です。

 鏡の有無も、経験上運動の強度と関連があると思っています。
姿勢の確認も、鏡が無いと難しいです。
 (実際は、鏡を見て自分の動きや体型のどんくささにガッカリ
することも多いのですが・・・・現実を直視するということで!)

 スタジオの明るさというのは、気持ちの問題です。
非日常空間として楽しんでいただきたいので、いい気持ちで
受講してもらいたい!

 スタジオの雰囲気ってやる気に影響しませんか?(ちなみに、
インストラクターさんのウエアの華やかさも、やる気に影響
すると信じています☆)

 場所は、なるべく交通の便が良くベビーカー利用の方にも
参加しやすいところ、と探します。

 これまでのクラスの写真と場所




    加古川:男女共同参画センターエクササイズルーム

          

    神戸:新長田ピフレホール レッスンルーム

            


    大阪:天満橋 ダンススタジオhonu

2014年1月12日日曜日

マドレ地方講座開催への道3 開催に向けて

講座のデザイン



 インストラクターさんと、開催に向けてお話が決まったら、
講座のデザインを開始します。自分がどんな講座に参加したいか、
だけでなく、地域の状況を考えてなるべく多くの方に役立てて
もらえる講座になるといいなあ、といつも考えています。

この時考えるのはこういった項目です。


・日程と場所

・受講料設定

・どんなプログラム?

・210日ルールと一時保育 


 インストラクターさんサイドのご都合も考えたうえで、
開催地側の要望をまとめ、お願いするようにしています。

(次回以降、各項目の詳細について書きます)

準備のスケジュール



 告知開始から講座当日までは、短くても1か月ある方がいいな、
というのが私の印象です。地域のミニコミ紙やいろいろな媒体に、
講座情報の掲載を依頼するとすれば、締切が1か月前くらいに
設定されているものも多いので、逆算して決めていったりもします。

 余裕を持ったスケジュール設定をするのも大事です。

 逆に講座開催がかなり先の日程になった場合は途中で気が
抜けないように、最初の段階で告知の開始日を決めてしまうように
して、それまでに事前準備を進めるといい感じです!


 

2014年1月10日金曜日

マドレ地方講座開催への道2 なぜやりたい?

「なぜ講座を開催しようと思ったの?」 


 答えはシンプルです。マドレボニータの活動に共感している、
産後女性にぜひプログラムを届けたい。でも地元にクラスがない!


 ここから自分語りになりますが・・・

 第1子を産んだ後、孤独な産後を過ごしていたことはこちら
書きましたが、その後2006年以降、私は子育てひろばを開催する団体
でスタッフになっていました。

 年々子育て中の母親が集う場所は増えていきましたが、大抵の場所
では子どもが主役、母は付き添いでした。母としての顔でし
人と付き合えない(求められていない)感じがいつもして、
「子育てしている大人のためのひろば」をしようと、仲間と場を
作っていました。

 そこにはブログで学んだ、マドレボニータからの影響がありました。

 子どものリズムで生活しているうちに、「自分は何が好きで」「どんな
ことがやりたくて」「どんな人と付き合っていきたいか」を忘れがち。
もっとそれらを思い出していいんだ!という気づきを広めたくて
○○さんと呼びあい、子ども話だけに終始しない工夫を重ねていました。

 そんな私にとって、マドレボニータは参加者を「大人の女性」として
扱っていることが魅力的だったと思います。
「ママなんだから、無理しないでいいよ」というセリフは、やさしいよう
でいて半人前扱いなのではないか?

 そしてその場のリフレッシュだけでなく、参加者がおうちに帰られて
からの生活に役立ててもらえるように、というセルフケアの考え方にも
大変惹かれました。

 授乳や抱っこや寝かしつけなど、一定の姿勢を取ることが多い子育て
期の縮こまった身体に、有酸素運動はきっと気持ちいいだろうなあ・・・
 
 ああ、クラス受けてみたい! クラスのある地域が羨ましい!

 しかし関西からだと、今も一番近くて名古屋にしかクラスは
ありません。第2子出産の後、かなり悩みましたが、距離が乗り越え
られませんでした。身近で講座が受けられたらいいのになあ。

 リアルな産後は過ぎましたが、そんな想いが現在のクラス開催の
根っこにあります。


「マドレ愛+地元愛 それだけでできる?」



 「地元で講座をやりたい!」と主催を考えた時、乗り越える第1
壁は経済的なものだと思います。数年間、考えては諦めていた理由が、
そこでした。

 マドレボニータの認定インストラクターさんは、関東に多く
お住まいで、地域によってはお呼びするのにかなりの交通費が
発生します。講師料と合わせて、参加者から頂くのは金額的に
無理があります。

 計算してみて、無理だなあ、とため息をついていました。
(今思うと、助成金を受ける/他の団体・公共とのコラボなど、
模索可能だったかも・・・力不足でした)

 2011年、加古川での永田京子さんの講座が実現したのは、
「姫路のご実家へのお里帰り」というタイミングでお願いできた
からでした。(面識はありませんでしたが、ツイッターで話しかけて
みました!)他のインストラクターのみなさんも、お里帰りや
他のお仕事でいらした際の講座開催に取り組まれています。
ダメもとで(!)お声かけしてみてもいいかもしれません。


 またマドレボニータでは、正会員/賛助会員という応援の仕組みが
あります。こちらの会員同士のネットワークなども、地元開催の力に
なると思います。

2014年1月9日木曜日

マドレ地方講座開催への道1 はじめに

 KAMP言いだしっぺ、しおたにです。

 大興奮の大阪講座からあっという間に時は過ぎ、
思えば2013年は関西に吉岡マコ先生を2回お迎えできた!
という充実感でいっぱいです。同時に、マドレボニータを
応援してきたこれまでの月日を思い返すことが増えました。

 最初は2006年夏、野田カオリさんの加古川講座。
この時は参加者でした。その後永田京子さんとの
出会い、加古川で3講座(2011年春、夏))。
台風により幻となった高橋葉子さんの神戸講座(2012年)
今年のマコさんの神戸講座(2013夏)、そして今回の大阪。

 準備を手伝わせていただきながら、少しずつ学び、
仲間が増えていきました。

 「それって財産じゃない?」と気付かせてくれる方が
いて、こちらのブログでマドレボニータの講座を開催する
ことについてのあれこれを綴ってみることにしました。
マドレボニータの講座が定期的に開催されていない地域で
講座を企画すること、仲間を増やすことについて書きます。

 自分流でやってきたので、勝手な思い込みや決め打ちも
多分に含まれるとおもいますが・・・そのままいきます!

 ご意見ご感想はこちらまでお寄せください。

 kansai.m.projectgmail.com


 ☆を@に変えて送信してください。