2014年1月15日水曜日

マドレ地方講座への道6 お子さんの同伴


210日ルール


 マドレボニータのクラスは、「生後210日までの赤ちゃんと一緒に
参加できる」講座です。開催までにはこの点について、質問や
問い合わせを受けることが、多くなります。

 一般的に、在宅で子育てをしている母親向けのクラスでは
「子連れOK」というものが多いと思います。私もかつて
「親子ヨガ」というクラスに通った経験があるのですが、
子ども(1歳くらいでした)を連れて集まり、少しだけ子どもを
抱き上げたりして運動した後、子どもたちは同じ部屋のなかで
おもちゃで自由に遊ばせたまま、大人のみヨガをしていました。

時にはおもちゃの取り合いで泣く子が出たり、椅子の上に
上る子がいたりするわけですが、ヨガを中断して仲裁する親あり、
謝ってばかりで全然ヨガができない人あり、ヨガに集中して
放置になるケースも見かけました。うーーむ。 

 生後6か月以降になると、赤ちゃんは徐々に自由に動くように
なってきます。心も同様に発達し、自分に関心を向けてもらいたい、
思ったように動き遊びたいという気持ちで大人に呼びかけてくる
事が増えます。お母さんがヨガをやっている間、都合よくおもちゃで
遊び続けていられるほうがかえって不思議なくらいです。

 マドレボニータのクラスが、同伴できるお子さんを生後210日まで
と区切っているのなぜか、私なりの解釈ですが

 ボールエクササイズの時の安全上の理由がまず1つ。
加えて、自由に場所を動けるようになった子どもを同伴すれば、
こういうことが・・・
★せっかく参加した産後女性が、子どもの呼びかけに応える
ために満足にクラスに参加出来ない
★子どもの呼びかけは聞こえかったことにしてクラスに参加する

とっても残念です。

 うちの子はおとなしいから、とエンドレスにお菓子を口に入れら
れている姿はとても悲しいです。また、子どもたちの要求は正当
なのに、「せっかく来たんだから静かにしなさい!」と怒りを
向けてしまう。口に出さなくても、そんな気持ちになったり、
そんな気持ちの自分が辛くなったり。覚えがあります。

 「大人(参加される産後女性)にも子ども(お子さん)にも、双方
にいい時間を過ごしてほしい」という願いのもと、「生後210日を
越えるお子さんは信頼できる方に預けてご参加ください」という文言
が作られています。これを機会に、お子さんを預ける先を初めて探す
というケースもありますので、一時保育施設を事前に調べておいて、
お問い合わせの時にご紹介することもありました。その時には
インターネットなどの情報だけでなく、出来たら利用経験者の話を
確認したいものです。

 (事前に自分で問合せして開催日に受け入れ可能か確認した方が
いいですね。紹介しておきながら、日曜日休み!とか受け入れ枠が
埋まっている!などでガッカリさせることを防げます。)

 お問い合わせには、これらのことを総合してお返事させていただき
ますが、残念ながら「じゃあ申し込むのはやめます」となることも
あり・・・お子さんの様子やご家庭のご事情もそれぞれでしょうし、
やむを得ないと思いつつ、伝え方がもっと工夫できないか考えます。

 一時保育付講座/預かりあいでの講座


 「一時保育はないんですか?」というご質問も、よく受けます。
公の講座では無料で付いているケースも多いですが、当然ながら
私的に一時保育を設定すればお願いする保育者へのお支払いが
発生します。(依頼する場合、地域の子育て支援施設の方など
にご紹介いただけるケースもあります。当地でも、一時保育を
専門にされている有償ボランティアのグループがあります)
自分たちで一時保育を付けるとすると、どのくらいの人数の方
がご利用になるか、場所が確保できるか、など調整すべき問題
が増えることにもなります。

 参加者を参加するグループ、子どもを見守るグループの2グループ
に分けて、交代でクラス受講するというやり方もあります。時間的に
クラスは短くする必要がありますし、初対面の方ばかりのグループ
では成立させるのは難しいと思います。
(一度、大変だった経験があります。慣れた人同士のサークル
などでは可能だと思いました。)

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