2014年1月10日金曜日

マドレ地方講座開催への道2 なぜやりたい?

「なぜ講座を開催しようと思ったの?」 


 答えはシンプルです。マドレボニータの活動に共感している、
産後女性にぜひプログラムを届けたい。でも地元にクラスがない!


 ここから自分語りになりますが・・・

 第1子を産んだ後、孤独な産後を過ごしていたことはこちら
書きましたが、その後2006年以降、私は子育てひろばを開催する団体
でスタッフになっていました。

 年々子育て中の母親が集う場所は増えていきましたが、大抵の場所
では子どもが主役、母は付き添いでした。母としての顔でし
人と付き合えない(求められていない)感じがいつもして、
「子育てしている大人のためのひろば」をしようと、仲間と場を
作っていました。

 そこにはブログで学んだ、マドレボニータからの影響がありました。

 子どものリズムで生活しているうちに、「自分は何が好きで」「どんな
ことがやりたくて」「どんな人と付き合っていきたいか」を忘れがち。
もっとそれらを思い出していいんだ!という気づきを広めたくて
○○さんと呼びあい、子ども話だけに終始しない工夫を重ねていました。

 そんな私にとって、マドレボニータは参加者を「大人の女性」として
扱っていることが魅力的だったと思います。
「ママなんだから、無理しないでいいよ」というセリフは、やさしいよう
でいて半人前扱いなのではないか?

 そしてその場のリフレッシュだけでなく、参加者がおうちに帰られて
からの生活に役立ててもらえるように、というセルフケアの考え方にも
大変惹かれました。

 授乳や抱っこや寝かしつけなど、一定の姿勢を取ることが多い子育て
期の縮こまった身体に、有酸素運動はきっと気持ちいいだろうなあ・・・
 
 ああ、クラス受けてみたい! クラスのある地域が羨ましい!

 しかし関西からだと、今も一番近くて名古屋にしかクラスは
ありません。第2子出産の後、かなり悩みましたが、距離が乗り越え
られませんでした。身近で講座が受けられたらいいのになあ。

 リアルな産後は過ぎましたが、そんな想いが現在のクラス開催の
根っこにあります。


「マドレ愛+地元愛 それだけでできる?」



 「地元で講座をやりたい!」と主催を考えた時、乗り越える第1
壁は経済的なものだと思います。数年間、考えては諦めていた理由が、
そこでした。

 マドレボニータの認定インストラクターさんは、関東に多く
お住まいで、地域によってはお呼びするのにかなりの交通費が
発生します。講師料と合わせて、参加者から頂くのは金額的に
無理があります。

 計算してみて、無理だなあ、とため息をついていました。
(今思うと、助成金を受ける/他の団体・公共とのコラボなど、
模索可能だったかも・・・力不足でした)

 2011年、加古川での永田京子さんの講座が実現したのは、
「姫路のご実家へのお里帰り」というタイミングでお願いできた
からでした。(面識はありませんでしたが、ツイッターで話しかけて
みました!)他のインストラクターのみなさんも、お里帰りや
他のお仕事でいらした際の講座開催に取り組まれています。
ダメもとで(!)お声かけしてみてもいいかもしれません。


 またマドレボニータでは、正会員/賛助会員という応援の仕組みが
あります。こちらの会員同士のネットワークなども、地元開催の力に
なると思います。

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